弁護士が小中学校に?
2018年03月23日
阿部・楢原法律事務所、弁護士の楢原です。
ふと思い返すと、去年の今ごろは、長男の入学準備の真っ最中でした。
噂に聞いていた、算数セットのお名前シール張り、大変でした…。
あんなに頑張ってシールを張ったのに、あまりおはじきを使っていないと聞いてガッカリ。
1年が経つのは早いですね。
いまの小学校、私が通っていた時とは違うことが多くて、戸惑うことがたくさんありました。
名前は男女問わず、名字に「さん」付けで呼ばれていたり、月に1度、担任の先生と面談することができたり。
小学校にスクールカウンセラーの方がいることにもびっくりしました。
いじめや不登校などの複雑な問題に対処する際に、様々な専門家の関与があったほうが、親としても心強いですね。
そして、2018年度からは、弁護士がスクールロイヤーとして学校をサポートする制度が、全国10ヵ所で始まるそうです。
児童虐待や学校事故、体罰など、法律の専門家である弁護士が活躍できる場面はたくさんあります。
また、最近は保護者から学校や先生に対して過剰な要求がなされることも多いようです。
日々の業務に加えて、モンスターペアレントへの対応まで先生に任せるのは、あまりにも負担が大きすぎるでしょう。
先生が生徒に向き合う時間を確保するためにも、スクールロイヤー制度が活用されて、全国的な制度として広まっていくといいですね。
来月からNHKで、スクールロイヤーが主人公のドラマが始まります。
スクールロイヤーがどのように描かれているのか、今から楽しみです!