• 大阪府堺市出身
• 大阪市立大学法学部卒業
• 北海道大学大学院法学研究科法律実務専攻（法科大学院）卒業

大学生のときに大学併設の法律相談所に参加したことです。

週１回の相談日には、いつもたくさんの相談者が来られ、ときにお断りをしなくてはいけないこともありました。そういったときには、相談者に、急ぎであれば弁護士さんに相談することも勧めましたが、直接知っている弁護士はいないし、いきなり事務所に行くのは気後れしてできない、という声を聞き、もっと気軽に相談できる弁護士が必要だと思うようになって、弁護士を目指すようになりました。

配偶者から一方的に離婚を言い渡された相談者から受けたご依頼で、弁護士として調査や交渉をした結果、通常よりも多額な財産分与と慰謝料を獲得できた事件や、お子さんの親権について争いがあった案件で、時間を掛けて面会の条件を調えて、最終的に話し合いで親権を決めることができた事件などがあります。どちらも、相談者の方が、最初の相談のときにこわばった顔をして困っていらっしゃったのが、事件が終わってお別れするときには、笑顔で「これから頑張ります」と言ってくださったことが、印象的でした。

また、近年、刑事事件に力を入れています。裁判員事件は時間も手間もかかるので、すべて印象的ですが、それ以外であれば、家族が捕まってしまったということでご相談を受け、弁護人として活動した結果、釈放された事案で、捕まってしまったご本人はもちろん、ご家族が本当に喜んでくださったのが印象に残っています。

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